人気ブログランキング | 話題のタグを見る

5月23日(水)のランチメニュー

Bianco
島根県浜田産 平目のラグー クリームソース

Rosso
ホウレン草入り ミートソース・ボロネーゼ

Speciale
京都市 大野原産 筍の“スパゲティ”

Risotto
宇和島産 真鯛のサフランリゾット

Antipasto
ミラノサラミ

Dolce
パンプディング


となっております。








5月23日(水)のランチメニュー_d0243849_2330166.jpg




最近、お気に入りの食材です。

『高知県 仁淀川産の山椒』です。



このアイテムとても便利で、

胡椒のようなミルがついていて、お手軽に挽きたてを楽しむことができます。




爽やかにして鮮烈な香りと、スパイシーなあの独特な刺激がお手の物です。


山椒は日本ならではの食材でイタリアにはありませんが、

スパイスの一種ととらえれば用途は広そうです。




イタリア語辞書によると『山椒』は『pepe giapponese』

日本の胡椒、とのことです。



胡椒を使う場面で山椒に置き換えてみるのはどうでしょうか。




僕の感覚としては少し癖のあるものや、脂っこいものに有効に働く気がします。

バターを使う海鮮料理。

動物系の内臓料理もいいですね。

実は青魚のマリネもいけそう。



ワインは白ならば柑橘のニュアンスのあるもので、果実味とミネラルのバランスがよく

酸のきれいなものが良さそう。

インツォリア、ガルガーネガ、ガヴィ。

赤ならばスパイシーという点でシラーでしょうか。

蒲焼のウナギとの相性を考えると、カベルネソーヴィニヨンでしょうか。

わりとタンニンのしっかりあるモンテプルチャーノ・ダブルッツォも。

あ、サルデーニャのヴェルメンティーノも良さそう。




いろいろ想像が膨らみます。

この食材、まだまだ開拓中でディナーではちょこちょこと

使用しています。



ただ余韻の長いあの独特の刺激は、

用途や量を間違うと美味しさを壊してしまいそうです。

アクセント的に適度にが良さそうですね。
by gene-dining | 2012-05-22 23:30 | ランチメニュー

食材入荷情報と日替わりメニューのご案内

by gene-dining