2013年 06月 19日
もう二度と作れない料理。さらばホワイトチェリーのモスタルダ。&6月20日(木)のランチメニュー
写真は『水牛のリコッタとホワイトチェリーのモスタルダ クロスティーニにして』という一皿です。
Gene DININGではその日その時期にある旬の食材を仕入れ、
その仕入れた食材のラインナップでメニューが毎日変わってゆきます。
そういったメニュー構成上、常に御用意している定番のメニューというのはかなり限られております。
そんな中このモスタルダのクロスティーニはほぼ定番化していたメニューでありました。
しかも旬や時期も関係なくほぼ通年で御用意しておりました。
というのも、大変お客様からご好評で、
本当にお好きな方はお食事の御予約をいただいた時点で、
用意できるかどうか確認される方もいらっしゃいました。
一皿目の軽い前菜、というか前菜の前の軽いおつまみとして最適で、
かつ乾杯のスプマンテとの相性は抜群、
見た目もかわいらしくてその後の料理の期待感をそそるという華やかさ、
さらには他のお店には絶対にない、完全オリジナルのメニューでありました。
モスタルダというのはフルーツのシロップにマスタードのエッセンスを加えた製品で、
ジャムのように甘いのに、マスタードのピリリとした刺激的な辛さがある、
イタリアらしいちょっと新感覚な食材です。
主にメイン料理の肉の付け合せにされることが多いです。
しかしこのホワイトチェリーモスタルダは、食感もよく、
これだったら一皿の主役級になれそうだと思い、
このメニューを考案いたしました。
薄焼きにしたパンに水牛のリコッタをたっぷり塗って、このモスタルダをのせます。
ピンクペッパーとタイムのアクセントを散らします。
作り方は本当に簡単です。
この度、メーカーからこのホワイトチェリーのモスタルダの生産終了の連絡がありました。
もうこのお料理は幻となってしまいました。
さびしいもんです。
と共に、このお料理を気に入って下さった方にはもうしわけありません。
でもただいま、他の似たような味わいの料理を考案中です。
ぜひ!
そして、6月20日(木)のランチメニュー は・・・・・
Bianco
カチョ・エ・ペペ半熟玉子のせ
Rosso
いろいろ鮮魚のトマトソース
Speciale
自家製カラスミの“バベッティーニ”
Risotto
新潟県小国町産 アスパラガスのリゾット
Panino
ボロネーゼミートソースのパニーノ
Antipasto
モルタデッラハム
Dolce
パンプディング
です。
そして本日のディナーメニューはこちら
http://www.gene-dining.com/free/menu